集合場所は、2018年3月末にオープンしたばかりの新名所『ミッドタウン日比谷』で、事前に24ページの「フロアー・ガイド」がメンバーへ配布され、各自が自由に内部を見学した後、午後4時に地下1階中央付近にある「セブンイレブン」前に、7名の参加者全員が集合しました。
その後、竹内氏の案内で、6階にある空中庭園「パークビューガーデン」を訪れました。目の前に「日比谷公園」から、「皇居」へと続く緑が広がる眺望に、「東京にも、こんなに緑があったのか」と、感嘆の声があがりました。特に、日比谷公園の向かい側に見える官庁街は、毎日新聞の政治部記者だった竹内氏にとっては、職場の一部のように身近だったせいか、一つ一つの建物の名称・解説はとても興味深いものがありました。
その後は、日比谷公園内をゆっくり歩きながら、プレスセンタービルへ行く予定でした。ところがあいにく雨が降りだしたことで、日比谷駅から1駅先の「霞ヶ関駅」まで地下鉄で移動し、地下を歩いたまま「プレスセンタービル」に到着、エレベーターで9階のサロンへ5時ころに着きました。ふだんは、数十人が入れるサロンはけっこう混んでいるとのことでしたが、当日はわずかの人たちしか利用しておらず、貸し切り状態に近いものでした。
まもなく、飲み物や食べ物が用意されると7人が向き合って座り、懇親会が始まりました。「ソフィアンズクラブ」では時間が2時間に限定され、それぞれが遠くに離れているためか、なかなか気軽に話が出来ないのに対し、ここでは大いに話が弾み、大いに飲み食い、しゃべりまくりの2時間半を過ごしました。その後、竹内氏の案内で、10階にある「日本記者クラブ」の会見場を案内してもらってから解散しましたが、それぞれの表情は、満足感にあふれているように思いました。
翌日のNHK7時のニュースで、来年のパラリンピック出場予定者らの記者会見が、前日訪問したばかりの「日本記者クラブ」の会見場でおこなわれているのを視聴するにつけ、今回のような貴重な見聞を”追体験”することが出来て、納涼を兼ねた何よりの参火会でした。(文責 酒井義夫)
「参火会」8月例会 参加者
(50音順・敬称略)
- 草ヶ谷陽司 文新1960年卒
- 酒井義夫 文新1966年卒
- 菅原 勉 文英1966年卒
- 竹内 光 文新1962年卒
- 反畑誠一 文新1960年卒
- 向井昌子 文英1966年卒
- 山本明夫 文新1971年卒
なお、7月の「参火会」例会の最後に、メンバーの菅原勉氏が、今年5月の「春の叙勲」を受けられたという話を聞き、当日のメンバー全員が「受賞おめでとう」の拍手を贈りました。その受賞写真を、ぜひこのブログに掲載したいと氏に依頼し、この度メールを送ってもらいましたので、ここに掲載させていただきます。
春の叙勲者は、ほとんどが公務員で、民間での受賞はきわめてめずらしいものです。菅原勉氏が40年以上にわたり、外国語学部英語学科教授 (現・同学科名誉教授)として「音声学分野」で多大な研究成果をあげられたことが、高く評価されたものです。