テーマ 「戦後の異色出版社S社 50年の盛衰史」
1. 素人集団による出版業界参入
2. GHQ推薦図書4点に25%という高率入札
3. 角川文庫の好売行に刺激されて「文庫」を開始
4. カバー、コート紙、写真など初ものがヒット
5. ユニークな編集方針
6. 平積み販売が学生に大人気
7. 全国2/3高校が「図書館セット」を採用した理由
8. 大ベストセラーはどのように生まれたか
9. なぜ破たんしたのか……
スピーカー 酒井義夫
高校・大学生時代からS社文庫の愛読者で、 上智を卒業してからS社に7年半勤務、 30歳で独立後も株主として破たんするまでS社と関わり、 現在2000点もの同社の刊行物の大半と、 資料本を保管しています。たくさんの実物を示しながら、 50年の盛衰を語りました。
会の終了後、次のことが話し合われました。
① 「参火会」を「ソフィアンズクラブ」 の正式クラブに登録してもらう。
② 「参火会」のブログを開設し、会の参加者、 会がどんなテーマで進められたか、 写真を入れながら毎回紹介することによって、 若い人たちが参加したいと思うようなものにする。
③ 今後の「参火会」で、スピーカーの希望者がない場合は、当面「 昭和史を研究する会」として、昭和元年(大正15年) から昭和64年(平成元年)まで、1回2年間分(32回)を、 前半はNHK製作の映像を視聴、 後半は2年分の資料を見ながら討論をする。
④ 8月は「ソフィアンズクラブ」が休みのため、「 温泉地での懇親会」を行う。
その結果、いずれも承認されましたが、「ソフィアンズクラブ」 の正式クラブに登録してもらうためには、「参火会」 を正式クラブの規定通りとしなくてはなりません。そこで会長・ 酒井義夫、副会長・谷内秀夫(共に文新1966年卒)、会計・山本明夫(文新1971年卒)が提案され、 承認されたことを報告いたします。
「参加者」(敬称略)
- 植田康夫
- 郡山千里
- 小林宏之
- 酒井猛夫
- 酒井義夫
- 竹内 光
- 反畑誠一
- 谷内秀夫
- 増田一也
- 山本明夫