2014年6月20日金曜日

第2回 「参火会」6月例会 (通算366回目) 2014年6月17日(火) 実施

テーマ 「戦後の異色出版社S社 50年の盛衰史」

1. 素人集団による出版業界参入
2. GHQ推薦図書4点に25%という高率入札
3. 角川文庫の好売行に刺激されて「文庫」を開始
4. カバー、コート紙、写真など初ものがヒット
5. ユニークな編集方針
6. 平積み販売が学生に大人気
7. 全国2/3高校が「図書館セット」を採用した理由
8. 大ベストセラーはどのように生まれたか
9. なぜ破たんしたのか……

スピーカー 酒井義夫
高校・大学生時代からS社文庫の愛読者で、上智を卒業してからS社に7年半勤務、30歳で独立後も株主として破たんするまでS社と関わり、現在2000点もの同社の刊行物の大半と、資料本を保管しています。たくさんの実物を示しながら、50年の盛衰を語りました。



会の終了後、次のことが話し合われました。
① 「参火会」を「ソフィアンズクラブ」の正式クラブに登録してもらう。
② 「参火会」のブログを開設し、会の参加者、会がどんなテーマで進められたか、写真を入れながら毎回紹介することによって、若い人たちが参加したいと思うようなものにする。
③ 今後の「参火会」で、スピーカーの希望者がない場合は、当面「昭和史を研究する会」として、昭和元年(大正15年)から昭和64年(平成元年)まで、1回2年間分(32回)を、前半はNHK製作の映像を視聴、後半は2年分の資料を見ながら討論をする。
④ 8月は「ソフィアンズクラブ」が休みのため、「温泉地での懇親会」を行う。

その結果、いずれも承認されましたが、「ソフィアンズクラブ」の正式クラブに登録してもらうためには、「参火会」を正式クラブの規定通りとしなくてはなりません。そこで会長・酒井義夫、副会長・谷内秀夫(共に文新1966年卒)、会計・山本明夫(文新1971年卒)が提案され、承認されたことを報告いたします。



「参加者」(敬称略)
  • 植田康夫
  • 郡山千里
  • 小林宏之
  • 酒井猛夫
  • 酒井義夫
  • 竹内 光
  • 反畑誠一
  • 谷内秀夫
  • 増田一也
  • 山本明夫

第1回 「参火会」5月例会 (通算365回目) 2014年5月13日(火) 実施

テーマ 『アメリカの鏡・日本』(ヘレン・ミアーズ著) を読む

スピーカー 酒井猛夫氏

この本は、GHQ最高司令官マッカーサーが、日本での翻訳出版を禁じた衝撃的な書で、日本通の歴史学者である女史は、ペリー来航からマッカーサーによる占領まで92年間を分析し、列強はいかに日本の権利を認めずに孤立化させ、勝てない戦争へ追い込んでいったかを、日清・日露戦争、韓国併合、満州事変、国際連盟脱退など、数々の歴史的事実を例にあげながら明快に論じています。



「参加者」 (敬称略)
  • 岩崎 学
  • 小林宏之
  • 小松久晃 
  • 近藤修平
  • 酒井猛夫
  • 酒井義夫
  • 竹内 光
  • 反畑誠一
  • 谷内秀夫
  • 増田一也
  • 山本明夫

「参火会」 準備会 (通算364回目)  2014年4月1日(火)実施

2014年3月に終了した「壱火会」を、今後どうするかという話し合いをしました。

せっかく長くつづいてきた会を終了してしまうのは惜しい、継続しようということがまず決まり、現役のOB/OGにも多く参加してもらうには、一般的に月の前半や月末は忙しいはずで、できたらこの時期を避けたいと「ソフィアンズクラブ」に問い合わせたところ、6月以降は第3火曜日を予約することが可能ということがわかりました。

そこで、名称を「参火会」とし、新「世話人」として山本明夫(文新1971年卒)、酒井義夫(文新1966年卒)の2名を選出しました。

その後出席者の中から、「壱火会」時代はPRが足りなかったのではないか、新聞学科の最近開かれたクラス会で「壱火会」の話をしても、ほとんど誰も知らなかったという声があがりました。そこで、新聞学科のOB/OGへのPRをまずはじめに行動し、次に「ソフィア会」事務局を訪ねて「参火会」の存在を知ってもらうこと、会の性格をより明確にするため、当面は「現代史を考える集い」をテーマにするという方向性が決まりました。

「参加者」は、次の通り(敬称略)。
  • 岩崎 学
  • 植田康夫
  • 小林宏之
  • 酒井猛夫
  • 酒井義夫
  • 菅原 勉
  • 竹内 光
  • 反畑誠一
  • 増田一也
  • 山本明夫